ウランバートル市第23学校は、日本語の教育に力を入れており、日本人の語学教員も常駐しています。観光や日本企業の参入が増えているモンゴルでは、日本語を学びたい子どもが大勢います。将来の職業につながるからです。このプロジェクトでは、学校の建物の一部屋を提供してもらい、内装工事を行なって図書室を作りました。また、蔵書を充実させるためにインターネットホームページで小学生向けの本の寄付を呼びかけ、学校に寄贈してきました。モンゴルでは、政権交代があると、公の組織の人事がガラリと替わってしまいます。今後は、図書室の運営や蔵書の充実などを、校長先生はもちろんのこと、日本人の先生や現場の実務担当者を直接に交えながら進めてゆく必要があります。タイ国での図書館運営で学んだことを生かさねばなりません。